芽取り

素材の段階では、枝が生えていた跡、芽が残っているので、彫刻刀の丸刃を使って、キレイに削っていきます。
芽取り前
芽取り前


芽取り後
芽取り後

こんなものでしょうか。最後の胴塗りの工程では、芽入れ、芽立てと呼ばれる工程で、この芽の部分にしずく型の模様を書き入れます。なんとなくその形が見えてきました。

そして、芽以外の下処理として、黒く汚れているような部分もあるので、傷がつかない程度に軽くこすりながら、細かい部分をキレイに掃除していきます。






キシャギ

糸を巻く部分の竹の表皮を削ります。糸巻き時に滑らないようにするため、また糸締め時に塗料が竹に染み込みすくするために行います。
糸巻き部分4か所
糸巻き部分4か所

糸を巻く部分は、並継ぎの挿げ口(凹部)、手元上と手元の境目の補強部分、手元の挿げ口の計4箇所です。
並継部の糸を巻く長さは設計図の継ぎの長さより1cm長く取りたいと思います。穂先と穂持ちの継ぎも11cm取りたいのですが、所有しているドリル刃の限界値である85mmにしています。
キシャギ前
キシャギ前

キシャギ後
キシャギ後


手元上と手元の境目は、手元の長さと矢竹芯の長さに合わせて、場所を決めます。下図の黄緑色の部分が手元部分の糸巻き補強となります。
設計図(手元部の補強)
設計図(手元部の補強)







糸巻き、糸締め

まずは下地に少し薄めた塗料で下塗りし、ヤスリで表面を整えます。
隙間なく、重なりなく、糸を巻いていきます。
糸巻き②
糸巻き②

糸巻き②
糸巻き②



そして、糸締めです。糸の上から、塗料を塗ります。色は中途半端に余ったものを使いました。後から仕上げに色を重ねるのでOKです。
糸締め
糸締め