いよいよ、テンカラ用の和竿製作に挑戦です。これまで、タナゴ用の小さな竿で練習してきたとは言え、失敗・反省の連続、今回もどうなるか分かりません。もしかしたら、失敗して途中で頓挫なんてことも…。なんとか、最後までやり遂げたいと思います。完成までには時間がかかると思いますが、お付き合いください。
なお、私は竿作りを習ったことはありません。ですので、お手本となる作り方ではありません。ちゃんと製作されたい方は、習いに行かれることをお勧めします。素人が適当に、しかし本気で、和竿作りに挑戦します。

まずは、製作工程の確認からです。

竿の設計、切り組み

まずは竹素材の太さや長さなどから、竿の全体像を決めておきます。今回も竹素材は「楽しい和竿作りショップ釣具のkase」さんから購入しています。購入したのは、もう数ヶ月前のことです。お店へ問い合わせて、こんな竿が作りたいとお願いして、見繕ってもらった素材です。

芽取り、キシャギ、糸巻き、糸締め

芽取りは彫刻刀の丸刃を使って滑らかになるように削ります。キシャギ・糸巻き・糸締めについては、こちらの記事を参照ください。






手元上の節抜き、補強

今回作るのは冒頭に述べたようにテンカラ用の竿です。テンカラでは、釣りをする上で何度も何度も振り込みを行います。どこに負担がかかるかというと継ぎの部分はもちろん、最終的には手元部分に負荷がのしかかります。ですので、今回は手元部分に矢竹を通して補強しようと思います。そのため、手元上の節抜きを行い、また中芯素材の矢竹の外形を整え、接着剤でしっかりと固定します。節抜きは、役130cmの長い竹の節を抜くにはどうしても専用の道具が必要です。剣先キリ、こちらも竹素材と同様に「楽しい和竿作りショップ釣具のkase」で用意していただきました。こちらを電動ドリルにセットして、慎重に作業を行いたいと思います。

挿げ込み加工

今回は手元用にボコボコした雰囲気のある布袋竹を用意しました。こちらの手元素材と手元上をつなげるための加工、おやび竿の継ぎ目の加工になります。作業自体は、全体のボリュームからすると大きくはありませんが、ここをスムーズに作るかどうかで、竿を違和感なく心地よく振れるかが決まります。また、手元部分の加工は、竿にかかる負荷に対する強度を決める工程になるので、丁寧に行いたいと思います。






口巻き仕上げ、変わり塗り

挿げ口に糸を巻いた部分の仕上げ塗り、そこからの変わり塗り工程です。あくまで、シンプルにさりげない色合いで作りたいと思います。何色にするかは直前まで悩もうと思います。

胴塗り、芽入れ

今回は拭き塗りに挑戦しようと思います。やはり塗料を原液のまま、刷毛塗りするのでは、ムラになってしまいます。吹き塗りだと1回にほんの少ししか色がつかないので、せっかちな私はこれまで刷毛塗りを強行してきました^^;しかし、焦りは禁物。せっかく作るわけですあから、キレイに作りたい。今回は焦らずに、1回1回丁寧に少しずつやっていきたいと思います。適度に薄めた塗料を塗っては拭き取り、塗っては拭き取り。色合いを見ながら、合計10回くらい重ねて、ムラなく色をつけていきたいと思います。

覆輪(ふくりん)

覆輪は、今回は初めて行なう工程です。変わり塗りの際に細く筋を入れる工程で、全体が締まるような効果があるそうです。この工程はその時の竿の雰囲気を見て必要そうなら手を加えようと思います。