テンカラ釣りの竿は折れやすいといったことを耳にしたことがあります。どんな竿でも竿の一点に負荷がかかったりすると折れてしまうものです。せっかく買った竿ですから、大事に長く使いたいですよね。今回は、竿を使う上での注意事項を見ていこうと思います。

竿を伸ばす前に仕掛けを取り付けましょう

テンカラ釣りの仕掛けであるライン・ハリス・毛鉤はあらかじめ作っておいて、仕掛けまきなどにまとめておきます。そして、いざ竿に取り付ける際に、竿を伸ばしてから仕掛けをつけようとすると、つけられないこともないですが、ふとした拍子に竿先をポキっとやってしまう危険性があります。ですので、仕掛けをつける際には、竿を伸ばす前につけましょう。

そして、もう一つ注意点です。
竿の取り扱い注意事項①
竿の取り扱い注意事項①

イラストのように、ラインを取り付けるリリアンと竿先の部分が出ている状態で作業を行っていると、これも同じく竿先を折ってしまう危険性があります。

竿の取り扱い注意事項②
竿の取り扱い注意事項②

ですので、こちらのイラストのように、竿先は出さずにリリアン部だけを出した状態で仕掛けを取り付けるようにしましょう。






竿を伸ばす順番

テンカラ釣りの竿に限ったことではありませんが、振出竿を伸ばす際には、最初に穂先の部分から順番にのばすようにしましょう。竿の構造上、竿元から延ばすことの方が難しいと思いますが、バラバラと雑に伸ばしてしまうと、緩すぎて釣りの途中でストンと継ぎ目から落ちてしまったりします。また、しっかり伸ばしておかないと、魚をかけて合わせた衝撃で急激にきつくなってしまい、後から竿が元に戻らなくなってしまいます。
竿先から順に、しっかりと伸ばしておきましょう。
また、竿先には仕掛けのラインがついた状態になっていると思います。仕掛けはあらかじめ出しておくのではなく、仕掛けまきをポケットなどに入れて置き、竿を伸ばしながら徐々に出していくと、スムーズに竿のセットが行えます。

竿を仕舞う順番

次に竿をしまう手順になります。こちらは、さきほど述べた竿を伸ばす手順を反対に行っていきます。竿先には仕掛けがついたままの状態で、最初に竿元の部分から仕舞っていきます。この際、穂先に近い細い部分は無理に力を加えると折れてしまうので、慎重に行いましょう。
そして、最後に仕掛けを取り外しましょう。竿に仕掛けがついたまま、仕掛けを巻き取るのではなく、先に竿先から仕掛けを外したうえで、作業を行いましょう。少しでも、竿を折る危険性はなくしておいた方が無難です。





毛鉤を枝や岩、ごみなどに引っ掛けてしまったとき

テンカラ釣りにはつきものですが、キャスティングをする際などに、周りに生い茂っている木の枝や葉っぱ、草、水中の岩やごみなどに毛鉤を引っかけてしまった場合の、竿の取り扱いについてです。
ひっかけてしまったものが、やわらかい葉っぱや草であれば、竿をあおることで簡単にはずせますが、中々はずれない状態になっている状態で勢いよく竿をあおると、竿に負荷がかかり、折れてしまうことがあります。どうしても外れない場合には、竿を手元から順にしまっていき、ラインを手でもって引っ張るようにしましょう。そうすることで、竿に負担をかけずに仕掛けを引っ張ることができます。ラインをもって引っ張ることで運よく毛鉤がはずれてくれることもありますが、毛鉤の結び目から切れる、またハリスとラインの結び目から切れるという具合に、仕掛けの弱い部分で切れることになります。そうなった場合には、仕掛けを作り直しましょう。竿が折れるよりはマシですよね。





移動するとき

テンカラ釣りでは川下から上流へ向かって移動しながら釣り進んでいきます。この際、どうしても水の中を歩くことができない場合には、川の両端の岩場や木々の中を遠巻きして先へ進むことになります。こういった状況では、なるべく竿をたたんで、仕掛けも仕掛けまきへ巻き取った状態で移動するようにしましょう。竿を伸ばしたままでは、竿先で木の枝や岩を突いてしまったり、ひっかけてしまったりして、竿を折ってしまう危険性があります。ほんの少しの移動で、竿をたたむのが面倒なケースももちろんあります。そういった場合には、竿先を前方に向けて、岩や木の枝を回避しながら慎重に移動するようにしましょう。

おわりに

上記のようなことに注意することで、竿を折る危険性を減らすことができます。竿は釣りをするうえで、なくてはならないものです。竿を折って、途中で切り上げることがないよう、落ち着いて対処していきましょう。

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