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テンカラ釣りの入門書


太さ

テンカラ釣りでは、毛鉤に反応して水面近くへ飛び出してきた魚が餌を吐き出す前に、勢いよく合わせをいれます。ヤマメやアマゴなどのマス類は、くわえたエサに違和感を感じて、それを話すまでの時間がとても早く、およそ0.2秒といわれて言います。魚が餌を加えてから0.2秒で合わせを入れるというのは、とても人間業ではありません。ですので、合わせのタイミングは、毛鉤付近の水面の変化、ハリスの変化をみて合わせを入れろ、と言われたりします。また、釣り師によっては、遅あわせでよいとする場合もあります。私の経験では、イワナ釣りの場合には遅あわせでも、合わせが決まる確率が高いように感じています。しかし、ヤマメ・アマゴに関しては合わせが遅れるとすっぽ抜けてしまうことが多いです。

いずれにしても、テンカラ釣りではしっかりと合わせをいれて針がかりさせます。このため、あまり細い糸を使用していると、合わせ切れを起こしてしまい、魚をばらしてしまう原因となりますので、ある程度の太さが必要になってきます。一般的には、ナイロン製の0.5~1.2号程度のものが使用されます。
私は、もっぱら0.8号のものを使用しています。





長さ

ハリスの長さは、私の場合、およそ1mにしています。長すぎると、キャスティングの際に毛鉤まで力が伝わりきらなかったり、短すぎるとラインが水面につかって水流を受け、不自然に毛鉤が動いてしまう原因になります。
といっても、あまりシビアに考えすぎる必要はないでしょう。私もおよそ1mで、矢引き(左手の先から右肩まで)の長さで、適当に決めています。私の父も一緒にテンカラ釣りをするのですが、ハリスは短めを好みます。私は、どちらかというと長めを好みます。これは、各個人のキャスティングの癖などが影響しているものと思われます。まずは、1mを基準にしてみるとよいでしょう。ハリスは、ラインと違って、引っかけたりして切れたり、岩にすれて傷んだりして交換頻度は多いので、色々と試してみましょう。





糸の色

もっとも一般的な、透明の糸を選ばれるのがいいでしょう。私も、安価な100m巻きのものを買って、何年もそれを少しずつ使っています。
こだわるとすれば、透明の糸は一見、見えにくいように感じますが、光が当たると反射するため、魚にとってはそうでない可能性もあります。タナゴ釣り用の糸で黒いものが売られていたりします。こういったものを試してみても面白いかなと思いますが、割高です。





素材(2017/3/24追記)

テンカラ釣りのハリスとして使用される素材としては二つあります。一つは最も安価で手に入りやすいナイロン、もう一つはフロロカーボンです。それぞれの特徴を見ていきましょう。

テンカラ釣りで二つの素材のハリスを使用する場合に関係してくるのは、糸の比重です。要は水に浮くのか沈むのか、といったことです。ナイロンは、水とほとんど比重が同じであるのに対して、フロロカーボンは水よりも重たく、より沈みやすいラインとなります。毛鉤をより沈めた釣りをしたい場合には、フロロカーボンを使用した方が有利になります。
その他、フロロの方が糸癖がつきやすいとか、ナイロンは吸水性があって劣化しやすいとか、細かな点に違いはありますが、テンカラ釣りをする上ではさほど大きな影響はないといえます。
ちなみに、私は、手軽にナイロン製のものを使用します。

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